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箸を横に置くのは霊界との結界を作るため!?

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聖徳太子といえば、
10人の話を同時に聞いて理解できた
というエピソードが有名すぎるため、
あまり知られていませんが、
実は日本で箸を広めた人物でもあるんです。

きっかけは、あの遣隋使でした。

派遣先の中国(隋)で、
箸を使って食事をしている光景を
目の当たりにした遣隋使たちが、

「コレ、オシャレじゃん!」

ということで
箸文化を持ち帰ってきたのです。

その後、聖徳太子が
箸を使う文化をまず朝廷に広め、
次第に庶民にまで広まっていきました。

ちなみに、
私たちは当たり前のように
箸を横に置いてますが、
中国や韓国では縦に置くのが一般的。

フォークやナイフは縦に置くのに
何故、箸だけ横に置くのでしょうか?

これは、日本独特の思想が
影響を与えているようです。



日本には古来より
森羅万象に神が宿るという思想があり、
自然界からの恵みである
食べ物にも”魂が宿っている”と
考えられていました。

聖徳太子が
朝廷に箸食文化を広めるために

(神様からめてオススメしとけば
 あいつらも使ってくれるだろう)


と、この思想を利用したのか、
もしくはその後の時代の
スピリチュアル好きなヤツが
言い出したのかもしれませんが、
いつの時代からか、
魂が宿る食べ物を口に運ぶ箸は

”人と神様を結ぶ縁起物”

とされてきました。

さらには、「箸」は「橋」にも
つながるということで、

箸(橋)の向こうは自然の霊界
箸(橋)からこちら側は人間界


と神聖なる自然界と
人間の住む現実世界とを分ける“結界”
としての意味も込めて、
横に置かれるようになったようです。

食事をする際に「いただきます」
と手をあわせるのは、
結界を解き、神聖な食べ物を
口に運ぶための作法というわけです。



ま、完全にこじつけなわけですが、
手でバクバク食べてる野蛮なヤツらに
新しい箸文化を広めるにはためには
神様とかを用いて説明したほうが、
浸透させやすかったのかもしれません。

結界うんぬんはどうでもいいけど、
私たちは、食糧になるために殺された
動物たちの存在があって、
生きることが出来てるわけですから、
動物たちの霊を弔い、
感謝の意を込めて「いただきます」
と手をあわせるのは
素敵な礼儀作法だと思います☆

参照元:TOCANA

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