『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』など、
生み出される作品はどれも世界中で高い評価を受ける名作ばかり。
ジブリ作品は、一体何故人々を魅了するのでしょうか。
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感想(7件)
人気の理由① 緻密で美しい絵
スタジとジブリには一流のアニメーターがたくさんいるものの、
アニメーター1人が1週間みっちり働いて描けるのは
わずか 5秒。
1作品あたりおよそ60人で作っていますが、
それでも2時間の作品を作るのに丸2年もかかるそうです。
人気の理由② 躍動感あふれる動き
通常のアニメは横の動きがメイン。
理由は、同じサイズの絵を横に動かす方が簡単だからです。
しかしジブリでは奥から手前、手前から奥
という動きをためらわずに表現。
空間を感じさせる迫力ある名シーンを生み出したのです。
ジブリ作品の秘密① 宮崎作品にはシナリオがない
宮崎駿監督は思いついた事を画に描いていき、
20分くらいできると、みんなに一斉に描けと
指示を出すそうなのですが、
その先の物語がどうなっていくかは誰もわからず、
宮崎監督自身もどうなるかはわかっていないのだとか。
そのため、宮崎駿監督のひらめきによって、
途中で設定やストーリーが変わってしまうこともしばしば。
逆に結末がわかってしまうと
仕事がルーティン(日常)化してしまいがちなので、
監督自身がわかっていないモノを皆で作るという
スリルとサスペンスを味わいながら作ることによって
作品に良い影響を与えることが出来るのだという。
途中で設定やシナリオが変わってしまうと、
描いた画もカットする出てくる必要があるのでは?
という疑問が浮かんできますが、
宮崎監督はつじつま合わせが非常にうまい人らしく、
描いたモノは絶対に使うし、絶対に捨てないそうです。
アニメは人の手ですごく時間をかけて描いたものなので
捨てるのはもったいないというわけですね。
ジブリ作品の秘密② 画期的な動き
『魔女の宅急便』の描かれているこの1シーンには、
今までのアニメではあまりなかった画期的な動きが描かれています。
それはスカートの揺らめき。
これまでのアニメーションでは なびく髪の毛などで風を表現し、
スカートはあまり動かしていませんでした。
理由はそれをやろうとした途端にスケジュールが大幅に伸びるから。
しかし、宮崎監督はあえてそこにチャレンジし、
スカートが揺れる細かい動きまでも描写。
画に生き生きとした躍動感を生み出したのです。
このスカートの揺らめきを描くために宮崎監督は、
風の強い日にはスタジオ近くの吉祥寺で
ずっと女性のスカートを見つめていたのだとか。
一歩間違うと単なるスケベおやじですが・・・
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参照元:『世界一受けたい授業SP』