密告がお金になる超監視社会
韓国はもともと厳しい監視社会として知られ、
街中の至る所に監視カメラが設置されていますが、
政府は防犯や治安のためのさらなる監視体制強化策として
一般市民に、パパラッチによる密告を推奨する
パパラッチ政策を施行しているそうです。
例えば、街のどこかで不法行為の現場を発見した場合、
一般市民がその様子を撮影して政府へ報告し、
報告が正当なものと認められた場合、
お金がもらえるという報奨金制度が存在するという。
画像:Wikipedia
さらに性犯罪者に対しては
GPS送信機を足首に取り付けて監視するという徹底ぶり。
防犯や治安目的の監視強化策ですが、当然、弊害もあり
芸能界のプライベートを暴くような週刊誌がなかった韓国に
一般市民が隠し撮りした映像がネットに流出。
その量は日本の比ではなく、タレントのプライベート情報が
24時間体制でアップされているという。
パパラッチを養成するパパラッチ専門学校
韓国にはパパラッチを養成するパパラッチ専門学校が存在。
パパラッチというと、芸能人をつけまわして
プライベート写真をスクープしようとする輩のイメージが強いですが、
ここで養成するのはそういった部類ではなく、
不法行為を取り締まるための正義のパパラッチ。
タバコのポイ捨てを監視する「タンパラッチ」、
塾の時間外営業違反を監視する「ハッパラッチ」、
障害者専用駐車場の駐車違反を監視する「ジュパラッチ」など、
およそ800種類のパパラッチ項目に細かく分類されおり、
その項目によって報奨金の額も様々だという。
ちなみに、このパパラッチ専門学校の講師が今まで得た
報奨金の中で一番高いものは、整形外科の脱税で、
1件で850万ウォン(約70万円)とのこと。
受講生は副業としての収入を目的とするサラリーマンや、
アルバイト感覚でパパラッチを行っている主婦が多いようです。
国民総パパラッチといってもいいほど、
街の至る所でパパラッチが活躍している韓国。
これまで監視政策で支払われた報奨金の額は
2億2千万円以上 と言われている。
参照元:『禁断の事実!知らなきゃよかったNEWS』
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例えばタバコのポイ捨て現場を撮影した動画を
証拠として提出した場合、動画からその人物が誰なのか
特定して罰を与えることはできるんですかね。
報告を受けた政府や警察がどう対応しているのかが
気になるところです。お金が出るとなれば、
半端ない件数の報告があがってくるでしょうし、
知人どうしによるヤラセだって考えられますからね。
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