現在9歳になる娘さんがいる千秋さん。
子供みたいな容姿とは裏腹に、
その子育てはしっかしとしたポリシーを持っており、
例えば、子供におもちゃを買ってあげるのは
誕生日とクリスマスの年2回のみで、
それ以外はほとんど買わないといったように
厳しく育てているようです。
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そういった教育方針の元に育てられた娘さんは、
買ってくれないのなら作るという発想が芽生えたようで、
今では携帯やたまごっち、ニンテンドーDSなど、
全て紙で作ってしまうのだとか。
例えばたまごっち。
初めはただの丸い紙にすぎなかったのが、
絵を何枚か描いて重ねて差し込み
画面が変化しているように見せたり、
ボタンも紙でバネみたいなものを作り、押せるようにしたりと、
作るごとに友達が持っている実物のたまごっちと比較し、
より本物に近づけるために、その都度改良を重ねているようです。
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ニンテンドーDSも、初めは紙を2枚折っただけだったのが、
最終的にはタッチペンやソフトまで再現。
ソフトの場合もたまごっちと同じような要領で
ソフトごとの画面を紙に描き、
ソフトを入れ替えたら画面も入れ替えて、
あたかもそのゲームを遊んでいるかような感じを再現するまで
作り込むという凝りよう。
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おもちゃ以外にも卓球のラケットと球まで作ってしまったようで、
最初はフニャっと折れてしまったラケットも
厚紙で補強して折れなくしたり、
全くはずまなかった球も、紙にセロテープを巻くなど工夫して、
最終的には2往復ぐらいだったらできるほど
はずむような球を作ってしまったそうです。
欲しいものがあったら「買って!」と言って手に入れるのではなく、
欲しいものを手に入れるために、
今自分が出来る最大限の努力をする。
こういった思考のクセを、千秋さんはおもちゃを通じて
娘さんに教えているようです。
こういった子育ての背景には、
千秋さんのご両親の子育て法が影響しているようです。
一見すると、何でもかんでも買い与えてもらって育ったような
イメージがある千秋さんですが、そのイメージとは裏腹に、
千秋さんのご両親も全然おもちゃを買ってくれなかったらしく、
千秋さんも子供の頃は自分で作っていたそうです。
その結果、無いものは創り出すといった創造力がはぐくまれ、
芸能界に入るという夢の実現にも生かされたそうです。
今は単におもちゃの話にすぎなくても、
欲しいものが買ってもらえないのなら作る、
なんとかして欲しいものに近づけるといったこの気持ちが、
だんだんと成長するにつれて、
夢を叶える力、頑張る力につながっていくのだという。
参照元:『ごきげんよう』
千秋さんのこの子育て法は非常に素晴らしいですね。
子供にとっても親にとっても沢山のメリットがあると思います。
子供にとっては我慢するということも学べますし、
本物のおもちゃを買ってもらった時の喜びは
半端ないでしょうから、きっと物を大事にする子に育つでしょう。
芸人さんにも千秋さんと同じような経験を持つ人は沢山おり、
欲しいものが買ってもらえないという環境は
クリエイティブな能力が育ちやすいのかもしれません。
一歩間違えば、強引に奪い取ったり盗むといった可能性もありますが、
そこは親がしっかりと導いてあげなければ問題ないでしょう。
我が子が可愛くて、ついつい何でも買ってあげたくなってしまうものですが、
そこは親も気持ちをグッと我慢することが大事なんですね。
おもちゃが欲しいといった子供の欲求を
こちらが与えて満たしてあげるのは簡単かもしれませんが、
それよりも、子供がおもちゃを求める強烈なエネルギーを
うまく別の方向に持っていくことによって、
将来役立つ力を育てることが出来るわけですね。
千秋さんのこの子育て法は
親にとっては節約をかねた教育にもなるので、
まさに一石二鳥の教育法だと思います。