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Channel: 話してSukatto(スカッと)!!
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ドラクエツアーに行ってきた「Ⅱ」 

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ドラクエツアーに行ってきた「Ⅰ」からの続き。

ドラクエの世界へ突入!

勇者たちが冒険を繰り広げる広大なフィールドを
イメージして作られた舞台は、
中央に八角形のステージ、
その周りを取り囲む8つのサブステージ、
左右の端に台形のステージと合計11個のステージが存在。
各ステージは上下に動く可動式の橋で結ばれています。

天井からは52枚の昇降式ロールスクリーンが吊るされていて、
ここに冒険の舞台や魔法などの映像が
次々と映し出されていきます。

町の映像は遠くから見たら静止画に見えるかもませんが、
近くで見ると、草が揺れてたりと細かな動きがあるんですよ~。





これらの舞台とスクリーンによって、
様々に変化して動きのある空間が生まれ、
360度どこから観ても楽しめるような作りになっています。

Sukattoは光の腕輪を身につけた。



各座席にはWifi通信機能とLEDが内臓された
「光の腕輪」が用意してあります。
これはクライマックスを盛り上げるための大事なアイテムなのです音譜

開演前の前説ではトルネコや商人役の演者さんたちが
観客をイジったり、一体感を作るために
ウェーブを要求したりして会場を盛り上げてくれます。

ぼうけんをはじめますか?

 ▷はい
  いいえ

トルネコの語りからの自然な流れでオープニングに突入!

竜の女王のナレーションにあわせ、
次々と舞台に現れる歴代の勇者たちの姿は
ドラクエをプレイしてきたファンたちにとっては鳥肌もの!

冒険の幕開けを告げる、あのおなじみのオープニング曲が流れ、
スクリーンには空を飛ぶ竜の映像が。
ドラクエと共に青春時代を過ごした者は、
この時点でもう涙腺ウルウルとなるはずうるうる

物語のベースとなっているのは「ドラクエⅢ」。
大筋はこれに沿って進んでいきます。

バラモスと勇者オルテガの火山の火口での対決から始まり、
その後、場面はアリアハンのお城へ。

そこで我らが勇者の登場!
王様の命を受けバラモス討伐の旅へと出発します。



続いて勇者と共に旅をする仲間
アリーナ、テリー、パノン、ヤンガスが登場。

勇者は基本しゃべらないので、
この4人の会話がメインとなります。

一番人気は何といっても、しょこたん扮するアリーナ姫。
登場すると一際大きな歓声があがっていましたキャーキャー

この公演を観に行く前、
体が硬くて運動音痴なしょこたんがトレーニングを受け、
肉体的にも精神的にも日に日にレベルアップしていく姿を
追っていたテレビ番組も見ていたので、
実際にアリーナ姫として躍動する姿を生で見たときは
感動もバイキルトでした泣

モンスターがあらわれた!

勇者たちの敵として、
スライム、シルバーデビル、あくま神官など
様々なモンスターが登場します。

どこか憎めない愛らしさがあるモンスターたちは
ドラクエの魅力の一つでもありますが、
それがこの舞台でも見事に表現されていました。

造形から特徴的な動きから本当に素晴らしく、
特にシルバーデビルの白い毛のフサフサ感や
ホイミスライムの可愛い動きが良かったですね~。
キングスライムなんかは間近で見るとかなり大きくて、
その迫力たるやゾーマやバラモスなどボスキャラをもしのぐほど!



おばけキノコ



ボストロール

お客さんが仲間になりたそうにこちらを見ている・・・

このドラクエツアーでは会場のお客さんも勇者たちの冒険の仲間です。

敵を倒すヒントやアイテムのありかを聞きにきたり、
ラーの鏡を持ってお客さんの顔を映しにきたりと
ちょこちょこ客イジリが入ります。
ここでは旅芸人のパノンが本領発揮!
ナイスはイジリで会場に笑いを巻き起こしていました。

他にもステテコダンスを一緒に踊ったり、
光の腕輪を掲げたりと、
冒険の一体感が味わえるような仕掛けが用意されています。

会場では勇者はじめドラクエのキャラクターの
コスプレをした人もチラホラ見かけました。
中にはレベル5ぐらいの子供の勇者もいましたが(笑)

よりドラクエの世界に入りこむためには
コスプレして観に行くのもアリかも!?

どちらの席でお楽しみになりますか?

私はさいたま公演初日と最終日の2回行き、
A席とS席とで各1回ずつ観ました。

どちらの席にもそれぞれ良い点があるので、
簡単にまとめてみました。

《A席》

・舞台全体が見渡せる
・魔法や必殺技などの映像が見やすい
・ゲーム画面を見ているような視点で楽しめる
・光の腕輪を使った時の景色がマジ綺麗!!


《S席》

・一緒に冒険している感がより強く味わえる
・勇者たちの衣装の細かなデザインや武器、防具など
 身に着けているものの質感がわかる
・モンスターの迫力がスゴい!
・A席よりも勇者たちが近くに来てくれる回数が多い


ちなみにS席は演者との距離が近いのはいいのですが、
左のステージを見て、右のステージを見てと
頻繁に首を左右に振ることが多かったため、
観終わったあと首が疲れちゃいました。。。

そして伝説へ・・・

演者、演出、映像、音楽、美術など
各分野から導かれし者たちが集結して創りあげた
このドラゴンクエストの舞台。

プロフェッショナルたちの力がぶつかり合いは
イオナズン級の大爆発パワーを生み出し、
ミナデイン級のしびれる感動を与えてくれました。
この舞台はきっと伝説として語り継がれることでしょう。

今回のドラクエツアーでは
登場してないキャラクターも沢山いるし、
まだまだ色々な見せ方が出来る舞台だと思うので、
フジテレビのシルク・ドゥ・ソレイユに対抗して
日テレもこのドラクエツアーを是非シリーズ化してほしいですネ☆




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