Quantcast
Channel: 話してSukatto(スカッと)!!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1807

ナチスの黄金列車

$
0
0

ポーランド南西部に位置し、チェコとの国境に近いヴァウブジフ。
この街には70年来、語り継がれてきた伝説がある。

第二次大戦中、敗戦が濃厚になったナチス・ドイツが
略奪品である金塊、ダイヤモンドをはじめとした宝石類
推定200億円の財宝を軍用列車に積み込み、
地下トンネルに入れて埋没させたというのである。



それは「黄金列車」と呼ばれ、
これまで多くのトレジャーハンターたちが捜索を試みたが、
発見されることはなかった。


しかし2015年8月。衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。
伝説の黄金列車が発見されたというのだ。



発見したのはドイツ人とポーランド人のトレジャーハンターの2人。
彼らは70年前に黄金列車の埋設作業に携わったとされる
男性の臨終の床で、埋められた場所を聞き出すことに成功。

遺言に基づき、地中探知レーダーで捜索したところ、
旧市街地付近の封印された地下トンネルの中に
長さ120~150メートルの装甲列車を発見し
ポーランド政府に届け出たのである。

これに対し、ポーランドのピヨトル・ジュコフスキ文化副大臣は
ワルシャワで会見。異例ともいえる声明を発表した。



「列車の存在はほぼ間違いない。
 列車には銃が装備されており、
 ただの列車ではないのは確かだ。
 何が積まれているのかはまだ不明だが、
 詳細は政府が精査した上で公表する」




もし、黄金列車がナチス・ドイツによって
意図的に隠されたものだとした場合、列車には
多数のブービートラップが仕掛けられている可能性があるため、
現在は警察、軍が厳重が監視。
その発掘方法を巡っては
ポーランド国防総省によって検討作業が進められている。

また、搭載されているとされている金塊について一部では
ナチスドイツがソ連から強奪したものといった見方もでており、
その帰属を巡っては
ロシアが所有権を主張する可能性も生じているという。



ポーランドのGazeta Wrocławska紙が公開した黄金列車の地中レーダー画像。


参照元:
『日本人だけが知らないワールド謎ベンチャー』
SankeiBiz


ペタしてね読者登録してね


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1807

Trending Articles