日本人ならほとんどの人が知ってるであろう
金太郎。
これほど有名なキャラクターであるにも関わらず、
そのストーリーを知っているという人はほとんどいません。
以前、朝日新聞に掲載された
伝えたい日本の昔話ランキングがコチラ↓
1位 鶴の恩返し
2位 浦島太郎
3位 桃太郎
4位 花咲かじい
5位 一寸法師
6位 猿カニ合戦
7位 わらべ長者
8位 舌切スズメ
9位 かちかち山
10位 こぶとりじい
11位 おむすびころりん
12位 うば捨て山
13位 十二支の由来
14位 雪女
15位 ぶんぶく茶釜
16位 三年寝太郎
17位 三枚のお札
18位 貧乏神と福の神
19位 ものぐさ太郎
20位 ネズミのもちつき
なんと!金太郎はベスト10どころか20位以内にも入っていません。
一体何故なのでしょうか?
金太郎のストーリーが知られていない最大の理由
それは・・・
ストーリーがつまらないから
たと思われます。
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むかしむかし、足柄山に金太郎とお母さんが暮らしていました。
すくすく育った金太郎は山の動物たちと遊んだり、
お母さんからもらったマサカリで
薪割りの手伝いをしたりしていました。
ある日、金太郎は動物たちと栗拾いに出かけました。
すると突然、大きな熊が現れました。
動物たちが震えあがる中、
金太郎は熊を投げ飛ばし降参させました。
そんな金太郎の噂を聞いた源頼光(みなもとのらいこう)は、
足柄山を訪れ、金太郎を家来に召しかかえました。
金太郎は坂田金時(さかたのきんとき)と名を改め、
源頼光四天王の1人に数えられる立派な武士になりましたとさ。
めでたし、めでたし。
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浦島太郎や桃太郎などと比べると盛り上がりに欠けますし、
単にちょっと腕力強めで出世しましたというだけのお話。
金太郎といえばマサカリですが、そのマサカリに関しても、
特別なエピソードがあるわけでもなく、
単に母からもらって、薪割りに使っていたというだけ。
教訓めいたものも一切なく至って普通。
普通すぎてつまらないから心に残らないし、
だからストーリーを覚えている人がほとんどいないというわけです。
それでも多くの人が金太郎を知っているのは
強烈な見た目のせいでしょう。
あの髪型と前掛けとマサカリ。一度見たら忘れられませんからネ☆
参照元:『水曜日のダウンタウン』
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金太郎のストーリー誰も知らない説
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