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『千と千尋の神隠し』誕生秘話

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宮崎アニメの中で一番人気があったのが

興業収入300億円を超えた『千と千尋の神隠し』です。


千と千尋の神隠し [ 柊瑠美 ]

価格:3,947円
(2013/9/24 11:24時点)
感想(33件)

この作品は、とある少女が不思議なおとぎ話のような世界に

入り込んでしまうという物語ですが、

宮崎駿監督がこの物語の発想をどこから得たのか

という事に関しては色んな説があります。


一番有力視されているのが

40年前の絵本『霧のむこうのふしぎな町』。

ここから発想を得たのではないかと言われています。


話してSukatto(スカッと)!!

画像:http://aiconng.exblog.jp/6627730


帯のところにも、『千と千尋の神隠し』の原案と書いてあり、

劇場のパンフレットにも、この絵本が紹介されています。


しかし、これ以外にも説があるんです。


もののけ姫が出来た後、

次回作に関してものすごく悩んでいた宮崎監督。


気分転換もかねて、宮崎監督は

プロデューサーの鈴木敏夫さん、

某テレビ局のお偉いさんの奥田誠治さんとの

3家族でピクニックに出かることに。


奥田さんは『紅の豚』の主人公のモデルにもなった

ちょっぴりふくよかな人物。

この方には千春ちゃんという娘さんがいるのですが、

千春ちゃんが川で遊んでいたところ、

履いていた赤い靴が川に流されてしまったそうです。


そこで、「みんなで靴を探そう」という事になり、

川に靴を探しに行き、みんなビショビショになりながら靴を捜索。

宮崎監督も一緒にビショビショになって探したところ、

何とか靴が見つかり、千春ちゃんも「ありがとう」

と笑顔で喜んでくれたそうです。


その千春ちゃんの笑顔を見た宮崎監督は、


「もう1回、こういう少女の笑顔がほしい」


という事で出来たのが『千と千尋の神隠し』なのだとか。


映画の最後のほうでは、主人公の千尋が

「そういえば昔、川で赤い靴を流されて、

 その時ハクという川の神様が助けてくれた」

というシーンがありますが、これは宮崎監督が

プライベートでの出来事をそのまま使っていると言われています。


もともと、作品のタイトルも

『千と千春の神隠し』の予定だったところ、

奥田さんが「それはいくら何でもおこがましい」という事で、

『千と千尋の神隠し』になったという。


また、映画の中で千尋の両親がブタになってしまう場面が

ありますが、これも奥田さん夫婦がモデルになっていると

言われています。


映画のエンディングロールでは、

最後に1枚のデッサンが登場します。


そこには川が描いてあり、靴が流されていて、「おわり」

と書いてあるのですが、これは宮崎監督から千春ちゃんへの

ありがとうの意味が込められているのです。



信じるか信じないかはあなた次第です!



参照元:『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説SP』

 

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