アメリカの諜報活動を暴露したスノーデン事件で
世界中を騒がせたCIAや、スパイ映画『007』シリーズで
ジェームス・ボンドが所属しているMI6など
世界中の多くの国に存在すると言われている情報機関。
そんな情報機関の1つに諜報員としてスカウトされたという
日本人男性Yさんにハライチの澤部さんがガチ取材。
情報機関の知られざる全貌が明らかとなった。
スカウトされるまでの経緯
Yさんが石油関連会社の社長を務めていた頃に、
仕事でインドネシアを訪問した時のこと。
仲の良い役人から「君に会いたがっている人がいる」と
言われて紹介された人物が、某国の情報機関のボスだったという。
Yさんを選んだ理由はコミュニケーション能力。
優秀な諜報員というのはおしゃべり上手で
相手の懐に入るのが上手く、相手が気づかないうちに
色々な情報が取れる人らしく、そういった点でYさんは
うってつけの人物だったようです。
映画の中では銃を撃ったりと危険な場面がありますが、
実際の諜報員は銃を持つこともないそうです。
諜報員の報酬
気になる諜報員の報酬ですが、
情報機関の協力者になるだけで年間約2000万円。
1案件ごとの報酬は1~100億円で経費は使い放題だそうです。
なんとも好条件ではありますが、この時のYさんの返事は”No”。
当時Yさんは石油関連会社の社長であり、
最大で1,400億円程の取引をしていたため、
Yさんにとっては金額的にはたいしたことなかったようです。
諜報員のスカウト話は断ったものの、
情報機関のボスから「何かあれば協力して欲しい」と言われたので
諜報員へ情報を提供する情報屋として協力することになったという。
日本に潜伏する諜報員
日本にいる諜報員でYさんが直接会ったのは約20名。
全体では約100名くらいいるらしい。
諜報員との待ち合わせ場所は
主に渋谷のファーストフード店などが多いらしく、
人が多いほうが逆に怪しまれないのだとか。
諜報員として活動する人の職種も様々で、
政治家の秘書、IT企業の社長、新聞記者やテレビ局の局員などの他、
Yさんが知るだけで芸能人の中にも2名ほどいるそうです。
そのうち1人とは某テレビ局の打ち合わせスペースで、
もう1人とは六本木の飲み屋で会って情報提供したという。
こうして情報屋として情報機関に協力はしているものの、
Yさんは一切報酬をもらっていないらしく、
飲み代を諜報員からおごってもらう程度だという。
参照元:『キイタハナシ』
情報提供するだけで、あれほどの報酬がもらえるなら
一度、諜報員やってみたいですよね~。
それにしても、芸能人の中に潜む諜報員が気になるところ。
一人は30年前くらいから芸能界にいるらしいので、
かなりのベテランと思われます。
30年間も芸能界で活躍出来ていて、
諜報員としての報酬ももらっているわけですから、
当然、それなりの財産がある人物でしょう。