優秀なキャリアでありながら、ある事件の影響で出世コースから外れ、
警視庁内の窓際部署「特命係」に追いやられた
警部杉下右京(水谷豊)を中心にした刑事ドラマ『相棒』。
2000年に土曜ワイド劇場の単発ドラマとして放送されて以来、
13年も続いているこの人気ドラマはいかにして生まれたのでしょうか?
『相棒』のプロデューサーであり、
数々の刑事ドラマを手掛ける松本基弘さんが
8月6日深夜放送の『林修先生の今やる!ハイスクール』に出演し、
『相棒』誕生までの経緯について語った。
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『相棒』誕生秘話
当時、土曜ワイド劇場の2時間ドラマで水谷豊さんと『探偵事務所』
というシリーズものをやっていた松本プロデューサー。
映像化できる原作も使い果たしたので
新しい企画を水谷さんと作りましょうという所から
『相棒』誕生への道のりがスタートした。
同じ時期、寺脇康文さんとも別のシリーズ物をやっており、
そちらもネタが行き詰ったので どうしようかな
と思っていた時に、寺脇さんからたまたま
「自分は水谷豊さんに憧れて俳優になった」
という話を聞いた松本プロデューサー。
それだったら(2人を)くっつけてみようかなということで、
水谷さんに「寺脇さんとコンビどうですか?」と聞いたところ
「いいね」という返事をもらえたので、
じゃあこの2人「でコンビもの」のシリーズを作ろう!
と思い立ったのがきっかけだという。
杉下右京はどのようにして生まれたのか?
杉下右京というキャラクターを作る時に、
名探偵ものにしたいと考えていた松本プロデューサー。
名探偵=変人・嫌われ者だろうというイメージがあったらしく、
2人だけにする意味や必然性などを考えて思い浮かんだのが
隅に追いやられた窓際という設定。
探偵という設定だと事件が起きても警察がシャットアウトしてしまい、
すぐ関われないので刑事に設定し、
どこで起きた事件でも行けるようにという事で、
警視庁捜査一課の刑事となった。
しかし、この設定だと部署には7人くらいいることになり、
その内の2人をコンビにしても、
ちょっとうまくいかないなと思っていたところ、
脚本家から「2人だけのセクションを作ってしまおう!」
と提案があり、”特命係”が誕生したという。
キャラクターについては配属部署や個性などは決めるものの
今後の展開を考慮して、あえて決めすぎずに緩くしてあるそうです。
参照元:『林修先生の今やる!ハイスクール』
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