2009年6月25日 世界中に衝撃が走った。
KING OF POP
マイケル・ジャクソンの死。
マイケルは自宅で心配停止に陥り、
運ばれた病院で死亡が確認された。
50歳という若さでの突然死。
その原因に関しては、薬物中毒、自殺、他殺と
様々な憶測が飛び交った。
しかし、後に主治医マレイ医師が
眠れなかったマイケルに麻酔薬を過剰に投与していたことが発覚。
マレイ医師は有罪となり、事件は幕を閉じた。
しかし、『マイケル・ジャクソンの死の真相』の著者である
大野和基氏は、自身の著書の中でこう語っている。
マイケルは陰謀によって殺された
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マイケルの父親や弁護士など、
多くの関係者に独自取材した大野氏は、
この事件には多くの疑惑があるという。
疑惑① コンラッド・マレイ医師の秘密
・マレイ医師がマイケルの主治医となったのは事件の3ヵ月前
・コンサートのためにプロモーターが雇った医師であり、
マイケルが頼んだわけではない。
・数千万円の借金があり、
月15万ドル(約1,500万円)で契約していた。
この事実から大野氏はこう推測している。
マレイ医師は
黒幕に操られてマイケルを殺した
疑惑② 偽装の疑いのある遺言書
2002年に署名したマイケルの遺言書。
この遺言書にも多くの疑問が残る。
遺言書の署名を見たマイケルの母キャサリンは
「これはマイケルの署名ではない」
と語ってるのだ。
別のマイケルの署名と比べて見ると、一見似ているが、
明らかに違う箇所がある。
左が遺言書の署名。右が別のマイケルの署名。
そして、マイケルの息子プリンスの名前も、
カンマやピリオドが間違っている。
さらに、署名した場所がロサンゼルスとなっているが、
その日マイケルはニューヨークにいた事がわかっている。
最も謎なのが遺言執行人。
署名している3人は過去にマイケルが解雇した人々だというのだ。
遺言執行人の1人であるジョン・ブランカは、
過去、マイケルの弁護士だったが、お金を横領したとして
2003年に解雇されている。
解雇した人間を遺言執行人にするのはどう考えても疑問が残る。
ちなみに、遺言執行人には、マイケルの資産の5%が
永久に払われることになっているという。
疑惑③ 関係者の不審死
長年マイケルの弁護士を務めていたピーター・ロペスは、
マイケルが死んだ翌年に不審死を遂げている。
警察の発表では拳銃自殺とされているが、
拳銃は100mも離れた所で見つかったという。
ロペスは亡くなる直前、テレビである発言をしていた。
「近々、マイケルの事件について
色んな事が判明するだろう」
ロペスは本当の遺言書の事を知っていた可能性が高く、
だとすると、ロペスが自殺というのも疑問が残る。
ちなみにマイケルの専属カメラマンも不審死を遂げている。
多くの疑惑が残るこの事件だが、マイケルは生前、
母キャサリンや、元妻のリサ・マリー・プレスリーに
こう打ち明けていたという。
僕は殺される
マイケルは、ある物のために命が狙われると感じていた。
そのある物とは・・・
”楽曲の版権”
マイケルは自分の楽曲の他にビートルズやプレスリー、BON JOVIなど
多くの楽曲の版権の50%を所有しており、
その資産を狙っている人たちが自分を殺すのではないかと
恐れていたという。
そして、マイケルの父ジョセフ氏は
大野氏のインタビューに対してこう語っている。
「アーティストが生きている時よりも
死んだ時の方が価値が出てくることを
知っている奴らがいる」
マイケルの死後、作品は爆発的に売れ、
死後1年間の収益は10億ドル(約910億円)だと言われている。
そして今年の4月2日に母キャサリンがプロモーターを訴えた
裁判が始まったのだが、この3日後に、
収監中のマレイ医師は次のようなメッセージを残している。
「もし この裁判で私が無理やり証言させられたら
地震が起きるほどの衝撃を与えるだろう。
だから私をそっとしておいてほしい」
地震が起きるほどの衝撃とは一体何なのであろうか・・・
そしてこの事件の黒幕は一体誰なのであろうか・・・
参照元:『人生が変わる1分間の深イイ話』
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