「いつやるか?今でしょ!」で大ブレイク!
カリスマ予備校講師 林修先生の意外な過去-その2- からの続き。
~名言誕生~
東進に入ったはいいが、講師はプロ野球選手のような年間契約。
結果が出せなければ次はないという厳しい世界。
生き残るために修は入試問題を過去30年に遡って研究。
大学受験のスペシャリストとしてのスキルを
寝る間も惜しんで磨いていった。
ある時、修の元に東大入試対策を専門とした特別コース
「東大特進」のオファーが舞い込んだ。
すでに東大入試を徹底研究していた修はこのオファーを受諾。
しかし待っていたのは厳しい現実だった。
これまでとは違い、生徒は東大を目指す日本中の秀才ばかり。
当時まだ無名だった修の授業をまともには聞いてくれなかった。
そこで修は受験問題の研究に加え、
偉人たちの残した格言集を片っ端から読みあさり、
人の心に響く言葉を探し続けた。
テクニックだけではなく、授業を聞いた生徒たちを
受験に向かって走りださせてこそ本当のプロ。
学生たちが今すぐ燃え上がるような言葉は何なのか?
そんな中、2009年に行われたある日の授業で
ついにあの名言が生まれるのである。
「いつやるか?今でしょ!」
事前に準備していたわけでもなく、不意に出た「今でしょ!」。
修自身もどうしてこの言葉を発したのかは覚えていない。
というのも、勉強しか取り柄がなく、決して順調ではない人生を
自分で切り拓いてきた彼にとって「やるなら今でしょ?」は
彼にとってあまりに当たり前の言葉だったのである。
そして「林先生の授業はわかりやすくて心に響く」と口コミで広まり
生徒も急増。東大特進コースは東京と大阪合わせて
100人でスタートしたが、わずか4年で受講生は7倍の700人を突破。
東大合格者数も200人近くアップした。
この実績が評価され、2010年からは
東進ハイスクールの看板講師の1人として授業風景がCMにも使われた。
修が出た初めてのCMがコレだ↓
そして今、「今でしょ!」で人生を変えてきた修は
自分の人生を例えて生徒たちにこんなことを言っているという。
「人生というのは1つ勝てる事があれば後は全部負けてもいい。
そういうものだと思うよ」
カリスマ予備校講師 林修の快進撃はこれからも続く。
参照元:『中居正広の金スマスペシャル』
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「いつやるか?今でしょ!」で大ブレイク!カリスマ予備校講師 林修先生の意外な過去-その3-
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