今月発覚したペニーオークションをめぐる詐欺事件にからみ、
続々と明らかになったのがステマと呼ばれる宣伝方法。
ステマとはステルスマーケティングの略で、
消費者に広告とは気づかれないように行う宣伝のこと。
今回のケースでは複数のタレントが、
実際には商品を落札していないにも関わらず、
落札したかのように自らのブログに記述。
金銭と引き換えにオークションのサイトの宣伝を行っていました。
現在でも、ある男性用美容品について書かれた
有名人のブログを検索してみると、12月24日現在で
約40人ほどの芸能人がブログで同じ商品を紹介。
専門家によると、メーカーから宣伝を依頼された広告代理店が
メーカー側の要望にあった有名人をチョイス。
本人にブログを書いてもらっているのではないかという。
そもそもペニーオークションをめぐる騒動では
タレントのほしのあきさんがステマの見かえりに
30万円を受け取っていたことが取り沙汰されました。
ある広告代理店がまとめたとされる、
タレントにブログでステマを依頼する際の料金表は下記の通り。
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料金表（1記事あたり）
ランクS 200万円
ランクA 150万円
ランクB 120万円
ランクC 100万円
ランクD 80万円
ランクE 60万円
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ブログへのアクセス数や読者数によって
6つにランク分けされており、
例えば元アイドルで現在はママタレントとして活躍するある人は、
Sランクで、1回ブログに書いてもらうのに200万円。
10代に人気のギャル系モデルの場合はBランクで120万円。
10代のある読者モデルは最も下のEランクですが、それでも60万円。
料金表のリストには10代～20代に影響力が強い
女性タレント・モデルなどが数多く掲載されているようです。
広告表示に関するルールを定めた景品表示法によると、
実際には効果がない商品を効果があるとブロガーなどに
書かせた場合、依頼した企業は処罰の対象になるそうですが、
ステマの記事を書いたブロガーが罪に問われるケースは
ほとんどないと言います。
では、ブログのステマ記事はどう見破ればよいのでしょうか？
ステマブログの特徴のひとつが
他人からのオススメとして紹介しているケース。
より多くの人が称賛していると印象づける狙いがあるようです。
さらに使用成分なども交えて効果効能を詳しく説明していたり、
商品を購入できるサイトへのリンクが貼られていることも
特徴だと言います。
また検索サイトのブログ記事検索などを活用し、
他の人が同じような記事を書いてないかを確認することも
ステマを見破る方法の手段のひとつだといいます。
ちなみにアメーバブログではブログを書く際のガイドラインに
偽装行為の禁止を追加したそうです。
参照元：『めざましテレビ』
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