西郷隆盛という名前は広く知られていますが、
実は本当の名前が隆盛ではなく隆永(たかなが)だと
いう事実はあまり知られていません。
当時は本名の他に通称名という
あだ名のようなものを持つことが一般的でした。
西郷は普段、吉之助という通称名で呼ばれていいたため、
隆永(たかなが)という本名を知る人は誰もいませんでした。
では何故、西郷は本名である隆永ではなく、
隆盛と名乗っていたのでしょうか?
西郷が明治政府樹立を評価され、
明治天皇から正三位という位を授かることになった際、
政府が西郷の本名を確認したかったらしいのですが、
西郷の友人が「確か、隆盛だったような気がする」
と勝手な思いこみで本人に確認もとらずに
本名は「隆盛」であると政府に届け出てしまったのです。
実は「隆盛」という名前は西郷の父親の名前。
西郷の友人は西郷の父親の名前を
本名だと勘違いしていたのでした。
しかし、人間の器が大きい西郷は、
「それもよかじゃろう」
と言って50歳で亡くなるまでの約8年間、
誤って政府に提出されてしまった名前を
そのまま使用し「西郷隆盛」と名乗っていたのです。
参照元:『スクール革命!』
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