これは千原ジュニアさんが、今から2年前に亡くなった
おばあちゃんの納骨の際に体験した出来事である。
葬式も無事に終わり、おばあちゃんの遺骨を納骨するために
みんなでおじいちゃんが眠るお墓に行った時のこと。
骨壷は喪主である親戚のおじさんが持っており、
お墓を開けて、おばあちゃんの骨壷を入れようとしたところ、
すでに納まっているおじいちゃんの骨壷に対して、
おばあちゃんの骨壷はサイズが大きく、
お墓の下のスペースに入らなかったのだそうです。
たくさんの親戚・知人がいる中、
その様子を後ろのほうで見つめていたジュニアさん。
(あれ・・・入らへんなぁ。おっさんどうしよんのやろう?)
と思っていたら、その親戚のおじさんは「入らへんなぁ」と言って、
おもむろに骨壷のフタを開けたと思いきや、
骨壷の中に入っている遺骨を、直にお墓に入れ始めたのだそうです。
(えぇーーーっ!!じかっ!?)
と声には出さないものの、驚きを隠せないジュニアさん。
一方、その親戚のおじさんは何とも思ってないのか、
骨壷の中の骨をバァーっと直にお墓の中に入れ、
おじいちゃんの骨壷のまわりにおばあちゃんの遺骨が
直で入っている状態でお墓を閉めてしまったそうです。
その時の光景があまりにも衝撃過ぎたのか、
ジュニアさんはこの2年間何をやっていても、
(でも、おばあちゃん直なんだよな・・・)
と出てきてしまうらしく、食事をしていている時なども
(これ美味いなぁ~!
美味しいけど・・・おばあちゃん直なんだよな・・・)
といったように、ふとした時に
思いだしてしまうことがよくあるそうです。
最近、家のリビングを歩きながら、
(やっぱ、おばあちゃん直やったよなぁ・・・
それとも見間違いやったんかなぁ・・・)
と、またもおばあちゃんの納骨のことが
頭をよぎったというジュニアさん。
この日は無性に気になったらしく、
突発的に母親に電話して聞いてみたそうです。
「2年前なんやけど、
おばあちゃんの最後の納骨の時、直やなかった?」
と確認したところ、
母親からは次のような答えが返ってきたそうです。
「直やったなぁ・・・」
ジュニアさんのおばあちゃんの骨は、やっぱり”直”のようです。
参照元:『にけつッ!』
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