六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の
THEドラえもん展2017
に行ってきました☆
国内外で活躍する28組のアーティストが、
様々な技法や発想でドラえもんを表現した
このアート展は、一部の作品を除き、
ほとんどが写真撮影可能!
というわけで、
バシバシ撮りまくってきたので、
写真と共に作品を紹介していきたいと思います。
会場に入ってすぐの天井には、
「ドラえもん展」のロゴと同じ、
3Dワイヤーフレーム調に表現された ひみつ道具が。
圧倒的な存在感で我々を
お出迎えしてくれるのは、
村上隆さんのカラフルな作品。
縦3m、横6mの巨大なキャンパスに、
スマイルフラワーとドラえもんたちが
びっしりと描かれています。
キャンパス中央には、
THEドラえもんの世界へと誘う
案内人の如く、
どこでもドアの前に立つ
ドラえもんとのび太の姿が。
『のび太の恐竜』のピー助や、
『のび太と鉄人兵団』のザンダクロスなど
映画に登場したキャラクターも。
ドラえもんたちと一緒に
タイムマシンに乗った
藤子・F・不二雄先生も発見!
仙人たちが波の上を渡る姿と、
ドラえもんがタケコプターで
波の上を飛んでいる姿が、
二重映像という技法で描かれた作品。
不思議な術を使う仙人たちと、
ひみつ道具を使うドラえもんは、
活躍する時代こそ違いますが、
何か共通するものを感じます。
”ドラえもんとデート”
をコンセプトとした作品。
これらの写真は、
蜷川さんのインスタグラムでも見れるようです。
https://www.instagram.com/ninagawamika/?hl=ja
それにしても、
ドラえもんとデートって羨ましいですよね。
ディズニーランドだって、
どこでもドアを使えば無料で入れちゃうし。
一番お気に入りの写真はコレ。
2人の背中から
ラブラブな感じが伝わってきます
まるで、洞窟に描かれた壁画のような
この作品は、縦5m、横12mの牛革に、
クレヨンでドローイングしたもの。
他の作品と比べても、
ひときわ異彩を放っていて、
インパクトがありました!
カエルが生み出す卵の中には、
ドラえもんの姿が!
ドラえもん漫画の魅力である
丸々とした線には、
藤子・F・不二雄先生はもちろん、
様々な歴代の漫画家たちの線が生き続け、
それらが一丸となって
ドラえもんのエネルギー体を作っている
のではないか?という発想から
この絵が思い浮かんだそうです。
洞窟といい、この絵といい、
鴻池明子さんという方の
想像力はスゴイですね。
無駄なものを削ぎおとした、
究極のシンプルドラえもん
という感じがグッド!!
ドラえもんのドレスだから『ドラス』
というタイトルを付けたそうです。
上はタイムマシン時をモチーフにした
「時を超えるドラス」。
下はどこでもドアをモチーフにした
「空を超えるドラス」。
近未来感漂う服ですが、
素材はアナログで、
コミック紙面が使用されています。
ドラえもんをイメージした服だそうです。
こんな服を着て街中歩いていたら、
完全にイタイ奴ですが、
ハロウィンシーズンならイケるかも。
真っ黒な布のように見えますが、
実際は布ではなく、漆(うるし)。
漆黒の異次元空間を表現した作品で、
黒光りする鏡面には、
ドラえもんの名場面が描かれています。
前回のドラえもん展で、
ジャイアンにリボンをとられてしまった
ドラミちゃんを描いた奈良美智さん。
今回はリボンをつけた
ドラミちゃんを描こうと思ったものの、
いざ描いてみたら、
やっぱりリボンをとられた
ドラミちゃんに。
ついでに、首につけた鈴も
とられてしまってます。
こうなると、
全身タイツをかぶった
子供にしか見えません。
映画『のび太の新魔界大冒険』
をテーマにした黒板アート。
チョークの微妙な濃淡のみで、
これだけの絵が描けてしまうんですね~。
映画『のび太の宇宙小戦争』
をテーマとした作品。
描かれているのは巨大なしずかちゃん。
しずかちゃん、
いい足してるね~
この絵を見てると、
自分が小人になったかのような
気分が味わえます。
ちなみに、しずかちゃんの足元に
ちょこっと描かれてる青い物体は、
ドラえもんの後頭部です。
タイムマシンが故障して、
ドラえもんたちが
白亜紀のアメリカに飛ばされてしまう、
映画『のび太の恐竜』。
この映画を見た時、
「山本空間にも来てほしいな」
と思ったのがきっかけで
このような作品を制作したそうです。
自画像で埋め尽くされた
異次元空間ならぬ山本空間。
シュール~。
映画『のび太の日本誕生』では、
現代と7万年前を行き来しますが、
その時間軸を屏風で表現。
いかにも現代アートっぽい作品で、
パッと見、意味不明ですが、
この絵の中には、
どこでもドアや時空間の入口が
さりげなく描かれています。
映画『のび太と鉄人兵団』に登場する
鏡面世界を表現した作品。
下は1985年の世界を表わしており、
ベッドでしずかちゃんとリルルが
女子トークする姿も。
上は2045年で、
AIや科学技術が進歩しすぎて
廃れてしまった世界を表現したそうです。
現実世界の2045年が、
ここに描かれたような世界に
ならないことを祈るのみです。。
出口近辺にドーンと鎮座する、
高さ2.3m幅1.8mの
巨大なドラえもんのぬいぐるみ。
どこかの砂漠に、
ポツンと置き去りにされた
ドラえもんのぬいぐるみが見つかった、
というコンセプトだそうです。
至るところに、
増田セバスチャン氏らしい色・物使いが。
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28組のアーティストたちによる
多種多彩な表現のドラえもんが
展示された空間は、
感性が爆発した異次元空間!
まるで、ひみつ道具がたくさん詰まった
四次元ポケットの中にいる気分でした。
ここに掲載した以外にも、
映像や模型など、
体感型の作品もあるので、
ドラえもんやアートに興味ある方は
足を運んでみては?
THEドラえもん展2017公式ホームページ
http://thedoraemontentokyo2017.jp/
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