東京・茅場町で開催されている
和食をテーマにしたデジタルアート展
『食神さまの不思議なレストラン』
に行ってきました☆
ただ見るだけではなく、
見る・触る・聞く・嗅ぐ・食べる
という五感で体感できるイベントで、
設定としては
来場者が神の使いである
キツネに化かされて
神々の住む森へと迷いこみ、
神様のレストランを目指す途中で
和食の魅力を体験していく
というストーリーになっています。
神様のレストランがあるのは
日比谷線茅場町駅6番出口を出て
2~3分ほど歩いたこのビルの中。
入口はビルの脇にあります。
いざ!神様のレストランへ!!
係員に入口でチケット渡し、
カーテンをくぐると
中は真っ暗闇!
わずかな光で照らされた
階段をのぼって上へと進みます。
暗闇を抜けて辿り着いたのは
”四季の谷”と呼ばれる場所。
立体的に配置されたスクリーンに
四季の変化が映し出され、
本物の森にいるかのような
奥行き感ある
デジタルアートが体験できます。
部屋の中は映画館なみに暗め。
腰かけも何席か
用意されているので
座ってゆっくり見ることも可能。
一番奥のパノラマスクリーンに
手を触れると
旬の食材が登場したりと
画面が変化します。
我々を化かすキツネも
隠れているので
探してみましょう
穀物・食物の神様の使いであり、
来場者を神様のレストランへと
誘ってくれるキツネのウカ。
ちなみに、ウカの声は
乃木坂46の松村沙友理と
若月佑美が担当。
次なる部屋は
特殊な7層スクリーンに
四方を囲まれた空間。
調理における
煮る・焼く・蒸す・揚げる
という反応を表現していて、
身体を動かすと
光や音が変化します。
半円状に等間隔におかれた
ライトによって幻想的な雰囲気が
造りだされている空間。
スクリーンには
発酵・道具・酒・出汁
という和食に欠かせない
要素が映し出されています。
画面に触れると
それぞれのテーマに関する
様々なものが浮かび上がり
説明が表示されます。
お米が大地で育ち
ご飯として食べられるまでを
表現したというこの部屋は
まるで宇宙空間のよう。
部屋の中には
大きな茶碗をイメージした
器が2つあり、中には米が。
米をすくうと、
画面が反応して変化しますが
驚くほどのものではなく
微妙な感じでした。。。
神々が住む森を抜けて
ようやく辿りついた神様のレストラン。
神様のレストランという
大層なネーミングですが、
座席はなく、ちょっと広めの
立ち食いそば屋的な感じ。
ここでは「美山荘」中東久人や
フレンチの巨匠ジョエル・ロブションらが
監修した料理を味わうことが出来ますが、
うどんや味噌汁といった軽食のみ。
ま、あくまでもデジタルアートが
メインのイベントなので、
しょうがないですね。
チケットには
おいなりさん引換券もついていて
カウンターで交換できます。
古事記にも登場し、
伏見稲荷に祀られている
五穀豊穣・穀物の神様を
モチーフにしたという
神様のおいなりさん
食感や歯ごたえもよく、
まずまず美味しかったですが
1個じゃ物足りない・・・。
ということで、
実山椒をきかせた 親子出汁巻を注文。
赤鶏のもも肉と実山椒を合わせた
風味の良い有馬煮を、
鶏ガラスープで溶いた卵で
丁寧に巻きあげたという
出汁巻きは上品なお味でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
初日の午前中に行ったのですが、
結構空いていて
じっくり鑑賞しながらも
30分程度で回れました。
暗闇の中を階段を登って
移動するワクワクがあったし、
随所に和の美しさを
感じることが出来たし、
見て、触って、味わってと
五感も刺激されました。
運気を上げるためには
五感の感度を
上げることも大切なので
こうゆうイベントは良いですネ☆
5月21日まで開催中なので、
みなさんも非日常の空間を体験しに
神々の森に迷い込んでみては?
公式ホームページ
https://tabegamisama.com/
四季の谷
煮・焼・蒸・揚
和食の社
米との対話
神様のレストラン