今から6年前の3月、知人3人で戸隠神社に行った時の話。
この日、戸隠神社のある長野県の天気予報は曇り時々雪
(時々雪だから、降ったとしてもチラつくぐらいだろう)
と勝手に思い込んだ我々は特に防寒対策もせず
普通に街中を歩くような恰好で出発。
新幹線、バスと乗り継いで中社宮前のバス停で降りると、
外は予想以上の気温の低さ。
雪もちらほらと舞っておりました。
中社参拝の後、しばらく歩いて
道路沿いのそば屋に立ち寄って休憩。
ここで店員さんから
この時期は雪が積もっているので
随神門という場所までしかいけない
という衝撃の事実を知らされることに!
この頃は皆、スマホを持っていませんでしたし、
誘ってくれた知人もパワースポット初心者で
詳しく調べてなかったのです。
ま、せっかくここまで来たので
とりえあず随神門へ向かおうという事で
お店を後にして再び歩きだしました。
ほどなくして随神門に到着したものの、
そば屋の店員さんが言ってたとおり、
随神門にはロープが張られており
その先に行けないようになっていました。
しかし、そのロープの先の雪道に足跡がついていたので
「行けるんじゃない?」
という軽いノリでロープをまたいで足を踏み入れ、
奥社参拝へと向かったのでした。
奥社参道の杉並木は圧巻で、
歩いている最中に指先がピリピリして
そのパワーを感じることが出来ました。
杉並木を超えた後の奥社までの山道は
もう雪山登山といった感じ。
普通のスニーカーを履いていたため滑りやすく、
持っていた傘を杖がわりにして進みました。
途中、参拝を終えた人とすれ違ったのですが、
その方たちはスキーをするような完全防寒の服装。
自分たちの寒そうな恰好を見て哀れに思ったのか、
持っていたホッカイロを分け与えていただきました。
神社参拝であんなにキツい思いをしたのは
後にも先にもこの時にだけですね。
まるで修行みたいな感じでした(笑)
戸隠神社の公式ホームページには
奥社入口から奥社まで30分とありますが、
険しい雪道でサクサクと進めなかったり、
吹雪いたりしたのもあって、
奥社に辿りつくまでにかかった時間はおよそ1時間ほど。
もし一人だったら挫折して引き返していたでしょうが、
3人だったからこそ辿りくことが出来たのだと思います。
で、この奥社で参拝している時に
ちょっとした不思議体験 があったのです。
目を閉じてお祈りしていると、
まぶたの裏、右前方にオレンジ色の光を感じたのです。
一瞬、太陽の光が射してきたのかな?と思って
目を開けて確認したものの、完全に曇っていて太陽は見えず。
この時は「気のせいだろう」と思って
知人には何も言わなかったのですが、
帰りに立ち寄った神告げ温泉で、知人の1人が
「さっき参拝している時に
右側のほうにオレンジ色の光を感じたんですよね~」
と言ってきたのでビックリ!!
「ええっ!自分も全く同じものを感じましたよ!」
と、自分もその時の様子を話し、
温かい温泉で3人して鳥肌立てておりました(笑)
奥社への参拝は険しい雪山登山だったので
翌日には絶対に筋肉痛になるなと思っていたのですが、
不思議なことに全く筋肉痛にならず。
オレンジ色の光を感じた知人も
筋肉痛にはならなかったそうで不思議がっていました。
3人中2人が感じたオレンジ色の光。
もしかしたら、
「こんなに雪が降っている中、よく来たな」
という龍神様からの歓迎メッセージだったのかもしれません☆
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戸隠神社でのちょっぴり不思議体験
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