亀戸駅東口から徒歩1分ほどの場所にある
『珈琲道場 侍』に行ってきました
侍というお店の名前もインパクトありますが、
”喫茶”とか”カフェ”ではなく「珈琲道場」
というネーミングが気になるところ。
HPを見てみると、
どうやらマスターの実家が合気道の道場をやっていて、
御自身も大学のクラブ活動や養成所の指導経験があり、
そこで得た武道の教えや精神をお店の経営に活かしたい
という思いから「珈琲道場」としたようです。
道場というからには、
珈琲の飲み方から作法まで厳しく指導されたりするのかな?
侍と名がつくからには店員さんも侍みたいな恰好しているのかな?
などなど勝手な想像を膨らませていざ店内へ!
入口入ってまず目に飛び込んできたのが、この鎧。
他にも刀や目安箱、昔懐かしの黒電話など
店員さんこそ普通の恰好だったものの、
店内の至る所に心くすぐられるものが置いてありました。
店員さん曰く、このお店ではロッキングチェアーが人気のようで、
自分たちが入店した時はすべて満席となっていました。
ロッキングチェアーは場所もとり席数も制限されるので
普通の喫茶店ではまず見かけないですが、
良いと感じたものは採り入れるというマスターのこだわりのようです。
画像:珈琲道場 侍のホームページより
お店のメニューも円ではなく”両”となっていたり、
定休日が”骨休み”と表記されていたりと
細かいところにも楽しませてくれる仕掛けが。
殿様カレー
将軍ハンバーグ
個性的な内装のお店というのはビジュアル的には面白いけど
肝心の料理の味や店員の接客がイマイチな所が多いのですが、
この『珈琲道場 侍』に限っては、
珈琲に関してそれほど味の違いがわからない自分でも
「あ!美味しい」と感じましたし、
何より店員さんの接客が素晴らしかったです
マスターは喫茶店経営を始めるにあたって、
一日10件を目標に全国喫茶店をめぐりながら、
自分がどんな店を持ちたいかを探したそうですが、
結局、一番重要なのは働くスタッフにつきる
という結論に至ったようで、
「喫茶店の場合、どんなにコーヒーが美味しくても
人が駄目ならお客様に来てもらえません。
そこで働くスタッフが、いろんな目的で来て下さったお客様、
一人一人にあった対応をすることが大切」
とサービスへのこだわりを語っています。
そんなマスターの精神が、
お店で働く店員さんにもしっかり浸透していて、
会話の中でも細かな心配りを感じまたし、
心地よい時間を過ごすことが出来ました。
店内も温かな氣に満ちており
沢山のお客さんで賑わっていましたが、
これも店員さんたちの「氣」が良いからでしょう。
鎧や刀などが飾られた内装に魅かれて
来店する人もいるでしょうが(自分もそうでしたが)、
仮にそんな装飾がなかったとしても、
珈琲の味と店員さんの接客だけでも十分素晴らしいお店なので
きっとお客さんは入るでしょうネ。
『珈琲道場 侍』マイパワースポットに追加決定です
珈琲道場 侍のホームページ
http://www.samurai-cafe.jp/index.html
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『珈琲道場 侍』に行ってきた
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