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米軍が最も恐れた伝説の最強日本兵

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太平洋戦争中、米軍が最も恐れたと言われる伝説の日本兵がいた。

その男の名は 舩坂 弘(当時23歳)


舩坂が派遣されたのは硫黄島の戦いと並ぶ激戦パラオ諸島の戦い。
その激戦の中において、舩坂は数々の伝説作りました。

伝説① 致命傷を受けても死なない

米軍の攻撃によって太ももの裏に
25㎝ものパックリと割れた傷を負い、
瀕死の重傷となってしまった舩坂。

駆けつけた軍医は彼を見るなり「手の施しようがない」
と言って見放し、彼の仲間たちも皆、基地に帰ってしまいました。

しかし彼は決してあきらめませんでした。
なんと夜通し這いつくばって基地へと帰ったのです。
そして翌日には足を引きずって歩けるまでに復活。

当時の様子を後に綴った本にこう書かれています。

『私の体質が生まれつき傷に強く、化膿に耐え、
 治癒力が早いという事にも助けられた』


医者から見放された翌日に
足を引きずって歩けるまでに復活してしまうなんて、
一体、どんな細胞してるんでしょうねぇ。
とても人間とは思えません。。。


伝説② 1万人の米兵を相手に1人で突撃

舩坂は無謀にも1万人の米兵相手に単身突入を試みます。
三日三晩這いつくばって基地に潜入。
しかし、司令部テントまであと一歩という所で見つかってしまい、
一斉に撃たれてしまいます。

この時、舩坂は首に銃撃を受け、意識不明となりますが、
3日間米軍に収容看護され奇跡的に蘇生したのです。

蘇生した舩坂は米軍の捕虜となってしまいますが、
捕虜になってもただ大人しく捕まっている男ではありません。

首に銃弾を受けた体でありながら、
なんと、深夜に看守の目を盗んで脱走。
そして米軍の弾薬庫を爆破し、何事もなかったかのように
捕虜収容所に戻り朝礼に参加したという。

その時の様子は本にこう記されています。

『ペリリュー島における日本最後の拠点大山が占領される直前、
 突然、米軍の火薬庫が大爆発を起こした。
 -中略-
 犯人が判明しないまま迷宮入りになったが、犯人は私であった』

1人で敵地に潜入を試みたり、
収容所を抜け出して火薬庫を爆破したりと、
舩坂さんはじっとしてられない性格なんでしょうか。。。


捕虜としてハワイ、アメリカ本土と転々として日本に帰国した
舩坂さんはその後、本屋を経営します。

そのお店がコチラ↓

御存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
渋谷センター街の入口にある大盛堂書店。
舩坂さんはお亡くなりになる2006年まで
この大盛堂書店で渋谷の若者たちを見守り続けたという。


参照元:『凄カードな夜』

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