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「大予言」ノストラダムスのガッカリ伝説

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ノストラダムスといえば予言で有名ですが、
当時はジャム・ゼリーの作り方の本の方が有名だったそうです。

肩書きは医学博士だったと言われていますが、
これに関しても本当のところは不明のよう。

そんなノストラダムスにまつわる
ガッカリ伝説を紹介したいと思います。


ノストラダムスの肖像画 画像:Wikipedia


1.あの有名な予言は実は別人の創作だった!

ノストラダムスの大予言の中に

「1999年 7の月 空から恐怖の大王が降ってくるだろう」

という有名な一節がありますが、実はコレ、別人の創作なのだという。



ノストラダムスの予言集は全10章ありますが、
7章の終わりに「FIN(終わり)」と書かれています。

実は、8章以降はノストラダムスの死後に発表されたもので、
有名な「1999年7の月~」の一説が掲載されているのは10章の72番。
つまり、ノストラダムスの死後に発表されたものであり、
本人が書いたものではないのだそうです。
弟子が書いたなど諸説ありますが、
実際のところは誰が書いたのかは不明。

ちなみにノストラダムス研究家の田窪勇人さんによると、
ノストラダムスの数ある予言の中で当たったものは
ほぼ無いそうです。。。


2.ノストラダムスの占いはざっくりすぎた

ある事業家の往復書簡には「自分の事業がうまくいくか占ってくれ」
とノストラダムスに占いを依頼する内容が書かれているのですが、
これに対してノストラダムスは

「頑張りなさい」「諦めずにやりなさい」

といった返事をしただけで、
具体的な事に関してはほとんど書いてなかったという。

当時、ノストラダムスがこういった占いを
有料でやっていたのか無料でやっていたのかはわかりませんが、
どちらにせよこれが本当ならば、ちょっとざっくりしすぎでしょう。


3.ノストラダムスが長寿を祈った人は早く死んだ

ノストラダムスは毎年暦を書いていて、その冒頭の謝辞で
当時のフランス国王に「長生きを祈る」と書いたところ3年後に死亡。
同じく、司教に対して「長生きを祈る」と書いたところ翌年に死亡。

ノストラダムスが「長生きを祈る」と書かれた人物は
長生きするどころか早死にしてしまったのです。
名前を書いたら死亡というあたりは漫画『デスノート』みたいですね。


参照元:『中居正広のミになる図書館』


簡単にまとめると、ノストラダムスという人物は
単なるジャムおじさんだったという訳ですネ☆


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