マスコミ各社に様々な発表・説明を行う場である記者会見。 価格:2,800円
記者会見は大きく分けると、
結婚会見、離婚会見、謝罪会見の3つに分類されます。
芸能界では当事者の所属事務所が
各メディアに連絡を入れて会見を開きますが、
費用は事務所持ちで平均費用はおよそ50万円。
しかも、実はコレ、日本の芸能界独自の文化。
礼を重んじる日本人ならではの習わしなのです。
そんな記者会見を芸能界で初めて開いたのは
一体誰なのでしょう?
これまで出席した記者会見は1000回以上という
ベテラン芸能レポーター前田忠明さんによると、
1960年に石原裕次郎さんが羽田で行った謝罪会見が
記者会見第一号だという。
(2014/3/31 06:19時点)
感想(1件)
今から54年前。
飛ぶ鳥を落とす勢いで人気絶頂だった石原裕次郎さんは
同じ日活所属の看板女優 北原三枝さんと親密交際をしていました。
しかし、同事務所同士の交際は当時はタブー。
反発した裕次郎さんはアメリカへ駆け落ち。
忽然と姿を消した2大スターをめぐり
マスコミ各社は騒然となりました。
当時の所属事務所日活には記者が殺到し、
事務所も対応に追われていました。
そんな折、ようやく裕次郎さんの足取りをつかんだ
ある人物が電話をし帰国を説得。
そして自ら記者たちに事の顛末を説明するよう進言しました。
つまり、裕次郎さんに記者会見を開くよう進言した
この人物こそ芸能界初の記者会見を開いた人物なのです。
この人物は裕次郎さんの芸能界の父と言われ、
日活の黄金期を築いた当時の社長 堀久作さん。
堀さんの説得で帰国した裕次郎さんは
羽田空港の控え室で北原さんと共に状況を説明。
これこそが芸能界で初の記者会見とされています。
そして10ヶ月後、晴れて結婚した裕次郎さんが
結婚会見が芸能界で2回目の記者会見だと言われています。
参照元:『天才リトル3』
石原裕次郎 ゴールデン・トレジャー ~日活映画大全~(DVD) 価格:283,500円 |