ファッション雑誌「an・an」の名前の由来は、
当時モスクワにいたパンダの名前からつけられたとされ、
創刊号の表紙にはパンダのマークが描かれ、
現在も裏表紙にはパンダのマークが描かれている。
anan(アン・アン) 2012年10/31号 【表紙】 仲里依紗 (雑誌) / マガジンハウス 価格:420円 |
Wikipediaによると、1969年に雑誌名を一般公募した際、
東北の男子大学生の案が選ばれたとあるが、
パンダそのものが日本に来日したのが1972年。
1969年の段階では、ほとんどの日本人はパンダという動物の
存在を知らなかったハズ・・・
この点に疑問を抱いたお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田が
an・anのネーミングに関して独自に調査を行った結果、
意外な事実が判明した。
まず東北の男子大学生の案が採用されたとあるが、
正確には大学生ではなく高校生。
雑誌にも出版社の副社長と高校生が一緒に映った
写真と記事も掲載されているのだが、その記事の中で
「何故、an・anというネーミングにしたんですか?」
という質問に対し、高校生はこう答えている。
「50音の始まりである”ア”と50音の終わりである”ン”を
つなげて2回繰り返し、アン・アンにしました。」
ここでアレ!?と思ったかたもいるでしょう。
そう、この高校生はパンダの名前からとったとは
一言も言っておらず、パンダとは全く関係ないところから
アン・アンというネーミングをつけているのです。
では、パンダというのは後付けで、
何か誤解されて伝わっているのかと思いきや、
創刊号の表紙にはパンダがしっかりと描かれており、
実際に「アン・アン」というパンダも
ロシアのモスクワ動物園に実在していました。
この不可思議な点に関して、中田がan・anを発行している
マガジンハウス社の知的財産室に問い合わせたところ、
実際に一般公募はしたものの、途中でとある事情により
雑誌のタイトルはすでに内定していたという事実が判明。
それもロシアのモスクワ動物園にいるパンダの「アン・アン」から
名前をとって「an・an」にしようと決まっていたというのだ。
その上で、たまたま東北の高校生が同じ「an・an」というタイトルで
応募してきたので、「じゃあ、この子がつけた事にしよう!」
ということで採用したのだそうです。
では、何故「an・an」というタイトルが
内定していたのだろうか。
この裏には1969年当時ではまだ一般に知られていなかった
パンダに詳しいある人物によるアドバイスがあったのである。
中田の調査によると、1970年当時、
パンダについて非常に詳しかった有名人は1人。
その人物とは 黒柳徹子。
中田は黒柳徹子の食事会に招かれた際、
良い機会だと思い、
「an・anという雑誌はパンダの名前からとった
という話を知ってるんですけど・・・」
とさりげなく黒柳に話を振ってみたところ、
その瞬間、黒柳の目の色が変わり、
「あら、良く知ってるわね。
・・・実は、私 がつけました」
と、黒柳自ら、an・anという雑誌のタイトルをつけたのは
自分であることを打ち明けたという。
当時、an・an編集部の人間と非常に仲が良かったという黒柳。
編集部の人間も黒柳に対して、すごく洗練されたオシャレな人という
イメージを持っており、「何か可愛いものを知らない?」と
聞いてみたところ、「パンダというものがありましてね・・・」
といった感じで、黒柳から初めてパンダという動物の存在を知らされ
非常に感銘を受け、その場で雑誌のタイトルは
「an・an」にしようと決めてしまったのだという。
参照元:『やりすぎ都市伝説スペシャル2012秋』
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