年商130億円のストーンマーケット中村社長きっかけは無理して乗ったビジネスクラス

今や日本中どこでも見かけるようになった
ナチュラルストーン（天然石）のアクセサリー。

その一大ムーブメントを巻き起こしたのが
中村泰二郎社長のお店『ストーンマーケット』。

画像：http://www.solariastage.com/floor/shop.php?si=20

現在、世界に150店舗あり、
年間130億円もの売り上げを叩きだしているという。

まさに大成功を収めている中村社長ですが、
無理して乗ったビジネスクラスが全ての始まりだったそうです。

29歳の時、とある事業で騙されたあげく、
4000万円もの借金を背負った中村社長。

「もう、日本から逃げたい・・・」

そう思った中村社長はニューヨークに行くことを決意。

家具から何から全部売って作った全財産は50万円。
そんななけなしのお金を握りしめ、
航空券を買いに行った中村社長。

しかし、格安チケットを買おうとした時に
思いもよらない出来事が発生してしまいます。

「明日すぐのチケットはありません。
　2週間先のビジネスクラスだったら空いています」

すぐに出発できるチケットはなく、
しかも2週間先に空いているというビジネスクラスの値段は48万円。
全財産が50万円しかない中村社長にとっては手が出せない金額。

普通の人ならば、ここでエコノミー席の空きが
出るまで待つという選択をするでしょう。

しかし中村社長の選択は違いました。

思い立ったが吉日。明日にでも行きたかった中村社長は
思い切って48万円のビジネスクラスのチケットを購入。

そのビジネスクラスの席で
たまたま隣に座った白人ビジネスマンの一言が
中村社長の人生を大きく変えることになったのです。

「アメリカの本当の良さは、
　田舎じゃないとわからないよ」

何もかも失った自分が出直すにはピッタリの場所かもしれない。

中村社長は思い切って行き先をアリゾナへと変更。
そこで運命的なあるモノと出会います。

それは現地の人がお守りとして身につけていた天然石のアクセサリー。

「この綺麗な石を日本人がお守りがわりで
　ファッションとして身につけてくれればいいな」

そう思った中村社長は日本に帰国し
天然石を販売するストーンマーケットを始めたところ大ヒット！
わずか20年で年商130億円にまで成長したのです。

人生には様々な選択を迫られる場面が沢山あります。

中村社長も、もしあの時、ビジネスクラスに乗るという
選択をしていなかったなら、今の成功はなかったかもしれません。

何か大事な選択を迫られた時、
普通の人がしないような選択をすることによって
案外、道が拓けたりするのかもしれません。

参照元：『サンバリュおカネさま！お金に好かれる秘密大公開SP』