2013年9月13日付の朝日新聞に掲載された『北斗の拳』の広告。
出典:朝日新聞
この広告の右下には
「北斗の拳に夢中だった愛すべきガキどもへ。
新エピソード、遂に執筆。」
とあります。
さりげなく新エピソード執筆のお知らせをしているところが
心憎いですが、『北斗の拳』はすでに完結しており、
どこにどんなエピソードが入るのかが気になるところ。
原作者の武論尊先生曰く、この新エピソードは
ケンシロウとラオウの激闘が終わってから、
リンとバットが成長した新シリーズが始まるまでの
数年間を描いたものになるそうです。
週刊少年ジャンプ連載時は1週間で話を作らなければならず、
あまり考えてる暇もなかったので、
「とりあえずリンとバットを大人にしちゃえ!」
というノリで新シリーズをスタート。
そのため、成長するまでの数年間に何があったのか
原作者自身も全く知らないため、
ここにエピソードを書き足したら面白いかな
ということで新エピソードを付け足し完結させるという。
-新エピソードを書く事になったきっかけ-
連載開始から30周年を迎えた北斗の拳。
昔の担当だった人のパーティーで、
作画担当の原哲夫先生と一緒にお酒を飲んでたところ、
「30周年だから何かやろうか?」
という話になり、「面白いからやってみよう!」
という事になったのだとか。
つまり、新エピソードを書くことになったきっかけは
”酒の勢い”だったとういうわけです。
-新エピソードの原文の一部を公開!-
1月11日深夜放送の『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』
に出演した武論尊先生。
番組では武論尊先生直筆による
新エピソードの貴重な原稿と原文の一部が世界初公開されました。
武論尊先生はパソコンだと活字の持つ熱が伝わらないので、
あえて鉛筆で書くことにこだわっているという。
泣くシーンでは字が小さくなったり、
怒るシーンでは文字が大きくなったりするので、
鉛筆で書いた原稿のほうが漫画家に感情が伝わりやすいのだとか。
そして、注目の新エピソードは
次のような書き出しで始まっていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
-或る村-
田畑が豊かに実り、子供達の笑い声、民たちの温和な表情、
平和な村の光景。
その村を見下ろす小高い丘の上-
大木の下で、ユリアの遺影を抱いて立つケンシロウ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新エピソードは今春発売の『北斗の拳 究極版 』に
収録されるとの事。
自分も北斗の拳に夢中だったガキどものうちの1人なので、
またケンシロウに会えると思うと、今からワクワクです♪
参照元:『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』
新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |